段ボールのリサイクル

段ボールは今ではあまりにも当たり前になっていますから、私たちは段ボールをものすごい勢いで捨てています。
それは段ボールが実に様々な製品や商品に使われているからで、私たちはその中身を使ったあとで段ボールを捨ててしまうのです。
もちろん私たちは段ボール箱を上手に過程や事務所、工場などで別の用途に使いまわしもしています。
これも立派な段ボールのリサイクルですね。
しかし、捨てられた多くの段ボールは回収されてまた段ボールに生まれ変わっているのです。
これが段ボールのリサイクルの主流ですが、再生工場でリサイクルされた紙は例えば長さが5,000メーターで重さが1トンにもなるロールになります。
段ボールの再生は普通の製紙の工程と変わりはありません。
ただ、その原材料が古紙となった段ボールだということです。
しかし、回収された段ボールはそのままでは製紙の工程にまわすことは出来ません。
多くの段ボール箱はガムテープで蓋をとめたり補強されたりしていますし、金具で止められたりしています。
ですからガムテープをきれいにはがしたり、止め金具を取り外す作業が必要になります。
そしてその後で機械を使って段ボール古紙は圧縮されて原紙メーカーに送られます。
さて、その前の段ボールの回収ですが、容器包装リサイクル法という法律があります。
容器包装リサイクル法の特徴は元来市町村が全ての責任を担っていたのですが、容器包装廃棄物の処理に際して私たち消費者がゴミを分別して出すことで、そのゴミを市町村が分別して回収してから再生事業者にまわすというものです。
そして再生事業者はそれを再生して商品にするという仕組みになっています。
現在、このようなリサイクルの普及などのために段ボールリサイクル協議会が設立されています。
段ボールリサイクル協議会は容器包装リサイクル法が施行されたのを受けて、段ボール製造時業者、段ボールの利用事業者、回収・流通事業者、再商品化製紙事業者などの業界団体が使用済み段ボールのスムーズなリサイクルを進めることでいわゆる循環型社会を作ることを目的としています。
それから段ボールのリサイクルには運用マニュアルがあり、この容器包装リサイクル法をさらに徹底するために私たちがゴミを分別し易いように段ボールのリサイクルマークの普及を目指しています。
因みに2010年にはこの段ボールのリサイクルマーク表示率を90パーセント以上にするという目標が立てられていますから、私たちもこの目標に協力するようにしましょう。
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